いつ頃気付くのかの差

気づいても気づかなくてもそこ迄何も変わらない気がするけれど、大きな失望や日々の軋轢や葛藤が緩和される人もいるはずなので書いて見る。

何に気づくのか。

この生きている時間が、自分単体が主役の物語ではないという事に、だ。

最初の気づきは幼稚園かもしれない。家から放り出される最初のきっかけ、名実ともに小さな社会。

思い返せば幼稚園や保育園に行くとすでにステージは出来上がっていて、リーダーぽい体格のよい子やちやほやされる顔作りの美しい子は、既に居た。

学校のランクが上がる度に感じるのだが、社会に出てからこれこそ二回目の気づきがある。学校はあくまでも小さな社会だ。


主役でないことを24時間365日強いられる訳ではないし、それを推奨しようとも思わない。むしろ社会に出てからも、誰かと一緒にいても、自分が主役の瞬間は必ずある。その瞬間を見極めて輝くための、日々エキストラ業の腕に磨きをかけておくのだ。


一生主役のまま気づかない人も居るとは思うが、そうでない大半の為に、少し肩の力を抜く事をオススメする。